大学の授業でダムや橋梁などのインフラ設備について学んだことから、スケールの大きいモノづくりに関連した仕事に就きたいという想いがありました。また、実際に製品がつくられる過程に携わりたくて、工場勤務を希望していました。当社に就職したきっかけは、就職説明会です。その際に先輩社員から「日立造船はダムや橋梁の実績が数多くあり、海外でも多くの事業を展開している」と聞いて、自分が想い描く“やりたい仕事”を実現できると感じて入社を決めました。

堺工場では、脱酸素社会や災害に強いまちづくりに向けた、洋上風力発電や河川・ダムなどの水門を製作しています。そのなかで私はプロジェクト管理グループに所属して主に水門の製作に関わっており、営業や設計、品質管理、現地工事部門と連携しながら、工程管理や完成した製品を現地に納入する業務を担当しています。工事に必要な資材・器材の仕入れも重要な業務で、調達部門と協力して国内外のメーカーから購入します。

日々の業務では社内の関連部署だけでなく、さまざまな企業と関わるため、毎日新しい発見があります。製品が完成する喜びはもちろん、自分自身が成長している実感を得られるのが仕事の魅力です。これからもより良い製品をつくり、災害に強いまちづくりに貢献していきたいです。

当社の社風は、「真面目で誠実でありながらアグレッシブ」といえるでしょう。長年積み上げてきた会社の信頼を維持するために、守りの姿勢になるのではなく、若手社員が思いきって挑戦できる企業文化が浸透しているんです。
実際に私は1年目から生産ラインの材料切断や組立、溶接などを経験して、水門製作の醍醐味を感じることができました。3年目の今は、お客様やメーカーの窓口を任せていただき、日々奮闘しています。